多世代ホームの仕事内容は?多世代ホームで働くメリットを解説!

多世代ホームの仕事内容

高齢者向けの入居施設というと、高齢者を対象とした老人ホームを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。そして老人ホームの仕事内容というと、寝たきりの入居者に対しての入浴介助や食事の介助などの身辺介護ばかりだと思われがちです。ところが実際は、さまざまな形態の老人ホームがあり、「多世代ホーム」もその1つです。そこで今回は、多世代ホームの仕事内容や多世代ホームで働くメリット、向いている人について解説していきましょう。

多世代ホームとは?多世代ホームの仕事内容とは?

多世代ホームとは、高齢者だけでなく若者や壮年など幅広い年代の居住スペースもある老人ホームだと言えます。一般的な老人ホームは高齢者のみが入居するのに対し、多世代ホームはさまざまな年代の入居者と触れ合えることが違いであり、魅力だと言えるでしょう。

多世代ホームと一口に言っても、どのような施設かの定義はなく、さまざまな形式の多世代ホームが存在します。高齢者向け入居施設とは、老人福祉法において食事や介護、家事や健康管理のいずれかを提供する施設です。大きく分けて、「住宅型有料老人ホーム」「健康型有料老人ホーム」「介護付き有料老人ホーム」の3つに分けられ、仕事内容も異なります。

介護付き有料老人ホーム

介護付き有料老人ホームは、排せつや入浴など介助の必要な高齢者が入居する施設です。終身で入居できるのが特徴となっています。介護が必要な入居者が暮らす施設なので、介護職員は24時間体制で勤務することになります。また、入居対象者も、身辺自立できている方から要支援の方など必要とする介助はそれぞれ違うので、介護度や本人のニーズに応じたサービスを提供する必要があるでしょう。具体的には次のような仕事内容が考えられます。

  • 身辺介護(食事・入浴・排泄・移動の介助)
  • 生活援助(調理・掃除・洗濯など)
  • リハビリ
  • レクレーション
  • 食事の提供
  • 夜間・緊急時の対応

住宅型有料老人ホーム

自立できる、または比較的要介護度の低い方が対象の施設が「住宅型有料老人ホーム」です。そのため、介護サービスを提供はせず、見守りや生活支援などが主な仕事になるでしょう。レクレーションやカルチャー教室、イベントなどが充実しているのも特徴です。

  • 入居者の見守り
  • 生活支援
  • 食事の提供
  • 緊急時の対応
  • レクレーションやイベントなどの運営

健康型有料老人ホーム

自立した高齢者が対象の施設が「健康型有料老人ホーム」です。介助が必要となった際には退去となる場合もあり、介護サービスを提供しない分、職員の負担は少ない傾向にあります。レクレーションや運動などのアクティビティに力を入れている施設も多く、健康維持や同世代の利用者同士の交流を促進させるのが大切な仕事になるでしょう。

  • 安否確認
  • 食事サービス
  • レクレーションやアクティビティの運営

 

多世代ホームで働くメリットとは?

ここからは、多世代ホームで働くメリットを紹介します。

自分に合った施設が選べる

多世代ホームには、介護が必要な高齢者向けの施設や自立した高齢者向けの施設など、さまざまな施設があります。そして、仕事内容もさまざまです。介護に関する仕事の負担が少ない多世代ホームを希望することも可能で、自分に合った施設が選べるのはメリットの1つでしょう。

やりがいがある

入居者の介護や支援を通して、入居者が快適に生き生きと生活する姿を見られるのは、大きなやりがいを感じられるものです。時には「ありがとう」と言葉をかけてもらうこともあるでしょう。

さまざまなスキルが身に付く

要介護者への食事や排せつ、入浴といったサポートは技術が必要であり、このスキルを身に着けることで他の施設で働く際にも役に立つでしょう。

給料が高い傾向にある

多世代ホームは24時間体制の入居施設であり、夜勤があることも大部分です。夜勤に入ればその分、手当が多くもらえて高い給料も狙えます。

 

多世代ホームで働くのが向いている人とは?

多世代ホームに限らず、高齢者施設で働くのに向いている人は、高齢者とのコミュニケーションが苦にならない、楽しめるという人であることは大前提だと言えます。多世代ホームの場合はさらに、高齢者だけでなくさまざまな年代の入居者と触れ合うことになるので、人とのコミュニケーションや接客が好きな人なら、楽しく働けることでしょう。

また、多世代ホームをはじめとした高齢者施設はある程度スタッフの入れ替わりがある傾向にあるため、長く勤務することで責任のあるポジションへの昇格や昇給も狙えます。資格のない人でも働けますが、介護福祉士やケアマネージャー、管理栄養士などの資格のある人なら専門知識を生かしてより良い待遇で働けるでしょう。

 

まとめ

「多世代ホーム」の明確な定義はないものの、多世代の入居できる高齢者向け入居施設であることが大部分です。入居者の要介護度はさまざまなので、働きたいと考えている場合は事前によく確認するといいでしょう。

「一般社団法人 HAHA」は、多世代ホームをはじめ新たなライフスタイルを提供する入居施設や訪問介護などを運営する居住支援法人です。現在、多世代ホームで一緒に働くスタッフを募集しております。やりがいを感じて働いていただける職場ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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